個別指導塾ロジスクです。
「夏を上手く使えなかった…」
という方に元気を出してもらいたい!という企画の第2弾!
今回は同志社大学(理系)の合格事例を書きました、ぜひ最後までお読みください♪
10月から同志社大学合格(理工学部)、Bさんのパターン
数年前の受験生Bさん。国公立志望だったのですが、勉強の負担が大きくなり、全科目が伸び悩み。精神的にも追い込まれたことから方針転換し、私大に絞って再び受験勉強をリスタートさせました。
それまでは独学で勉強をしていましたが、明確な指針がないのは不安だということで10月から通塾。科目や分野で、得手不得手が明確に分かれていました。
・理系だけど英語が得意。共通テスト模試でも安定して8割以上の得点率。難関大の入試過去問でもほぼ合格点を取れる水準。
・数学は、数Ⅲまでの学習は終わっていたものの、定理や公式の理解が微妙なものが多く完成度は高くなかった。ただし演算力はあった。
・物理も、数学と同様、理解しきれていない公式や考え方があったことで、得点が安定しないことが改善点。
英語を9割取れる水準にまで完成度を高めつつ、理系科目の基礎理解のやり直しと、標準~応用の問題での対応力UPをやりきれれば何とか勝負できるという判断で、同志社大学含めた難関私立大学にチャレンジすることとなりました。
【1】基礎を徹底しながら演習(~11月下旬)
Bさんの問題は、基礎理解が不足している分野がある点。難関大で合格を勝ち取るには絶対にクリアしなければならない点です。公式を自分で導出できるようになる等、理系科目は『根本理解』を徹底指導。直前期まで、『言葉で説明する』ことを徹底しました。
ストロングポイントである英語も、やはり基礎をおざなりにはできません。スピーディーに基礎のヌケモレを確認、補正し、実践的な問題に入ります。英文法などの基礎的な参考書を上手くつかい英作文のトレーニングも同時並行でおこないました。
【英語】3.5時間/日
●システム英単語 2021番まで総ざらえ(10月末までに1周、95%以上の完成度)
●英文法ポラリス2(3週で1周、その後受験まで反復学習)
●基礎英文解釈の技術100(同時並行で開始。4週間で1周、その後復習)
●英語長文ポラリス2(11月初旬〜、3週間で2周)
【数学】4時間/日
●基礎問題精講ⅠA、ⅡB、Ⅲ(基礎的な公式と解法を徹底インプット)
●重要問題集 理系数学 A問題(11月中旬~12月末まで)
【物理】3時間/日
●大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本
●漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座(~11月中旬まで、その後適宜復習)
●重要問題集物理 A問題(~直前期まで)
【2】応用力を高める(~1月上旬)
12月からは過去問演習も含め、応用力を高めるステージに移ります。具体的には英語は長文読解力や解答力を高める、数学・物理は受験標準の問題や複合問題へのアプローチができる状態に持って行く、という目標設定になります。
加えて、大学の解答形式を意識した学習方法も、より一層取り組みます。英語の場合は、読解の時間制限を設けることや英作文など、数学物理は記述がメインになるので、解答するにあたり過不足ない記述が論理的に展開出来ているか、図表を書く練習をする等を意識的に取り組みました。
【英語】3.5時間/日
●システム英単語 2021番まで(ヌケモレない完成度)
●英文法ポラリス2(適宜復習を繰り返し)
●やっておきたい英語長文1000(超長文読解への対策)
※英語長文ハイパートレーニングや英語長文ポラリス2の音声を使った音読、シャドーイングも行い速読力UPも
【数学】4.5時間/日
●基礎問題精講ⅠA、ⅡB、Ⅲ(基礎解法の復習で継続利用)
●重要問題集 理系数学 A・B問題(ベクトルや微分積分など、頻出範囲はB問題も
【物理】3.5時間/日
●大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本
●漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座(~11月中旬まで、その後適宜復習)
●重要問題集物理 A・B問題(~直前期まで、力学はB問題も)
ここでのポイントは、得点に直結する応用的な問題をしつつも、基礎学習を並行させることです。単語、文法など積み上げがない分、受験期まで見直しを繰り返さないと定着せず、結果として70%以上の合格得点が積みあがらない現象がおこります。どの科目も、30分/日は基礎内容を見直すことをぜひ徹底しましょう。
【3】過去問の取り組み(12月~)
過去問も週1回以上、積極的に取り組みましょう。その時の自分の実力を見るということだけでなく、「出来ていない問題」「ヌケモレのある知識」といった、弱点をしっかりと把握し、修正するという「苦手克服サイクル」をつくりましょう。秋からの逆転合格を目指すう上で絶対必要な効率的な受験勉強を実践しましょう。
よくあることが「得点だけ見てやりっぱなし」にすること。それだけは絶対にやめ、「解説をしっかり読み込み、解きなおし、復習や関連知識まで覚えきる」ことを徹底しましょう。
因みにBさんは10月時点の同志社過去問の得点率ですが、
英語 75%
数学 40%
物理 45% でしたが、
12月中旬時点では、
英語 80%
数学 50%
物理 55% となり、
1月中旬では、
英語 90%
数学 55%
物理 60% と、
トータルで合格できるような水準に到達しました。
【4】直前期の取り組み
直前期は過去問演習が中心なのですが、一番大切なのは科目毎の目標と、その目標を取り切る為の戦略を立てて勉強をすることです。
Bさんの場合は、英語を軸に9割の得点を狙いつつ、数学と物理でも、苦手分野やそもそも大問完答は難しいが、小問の2問は完答、記述を過不足なく正確に記載し部分点を確実に積み上げることで60%以上を取るという戦略で勉強をしてきました。
すべてを完璧にやり切ることは、とくに秋から戦略をたてる場合は不可能です。ただ目標設定を上手くし、ポイントを絞った学習をやり切れれば、合格することも現実的です!
いかがでしたか?
かなり緻密な計画をたてて、しっかりと勉強をやり切ることができれば、なんとかなる一例を紹介させていただきました。ちょっと勇気が出た人もいるのではないでしょうか?
次回も引き続き、秋からの「逆転合格」パターンを紹介していきます♪
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