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【国公立大学志望】大学入学共通テスト対策の進め方(文系科目編①)|大阪茨木『地頭も鍛える!個別指導塾ロジスク』

更新日:2022年10月24日

こんにちは、個別指導塾ロジスクです。


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私たちは、『地頭=論理的思考力の向上』から学力向上を目指す、今までにない全く新しいスタイルの個別指導塾です。大学受験や高校受験、資格試験対策はもちろん、学習の習慣化のお手伝いもさせていただきます。


具体的には、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)や産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)と言った関西地区の私立大学、大阪大学、神戸大学、大阪公立大学など関西地区の国公立大学に進学を目指す大学受験生、難関公私立高校受験、英検などの資格試験対策を支援します♪

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国公立大学受験生は避けて通ることができない「大学入学共通テスト」。

2次試験でも使う科目はある程度しっかり対策できると思いますが、

共通テストのみの科目の対策って直前期だけになるなど、おざなりになってしまう生徒が毎年多数発生します。


特に共通テストは、理系科目含めて読解に重きを置く、今までの入試とは傾向が異なる特殊な形式の試験。なので、事前準備の出来次第で、大きく結果が変わってくる入試とも言えます。ただ結論をいうと、夏から具体的にスタートすると、7~8割以上の高得点も現実的な数字です。


今回は、文系科目の共通テスト対策のコツとルートを紹介します!





まずは、科目ごとに目標得点を決める


まずは、科目ごとに目標とする得点を決めましょう。

目標得点は志望校の昨年の合格者得点率+5%を目安につくることをおススメします。

※志望大学の昨年の共通テスト得点率を調らべ方ですが、パスナビで調べるのが一番簡単です。河合塾のデータを反映しているので信頼性もGOOD。





目標得点の決め方ですが、一つ例をつくってみます。

神戸大学経営学部を目指す生徒さんがいるとします。


①昨年の共通テスト得点率は75%

全科目トータルで80%以上を取ることが目標となる


②各科目の目標得点をつくる

→神戸大学経営学部の共通テストと2次試験の概要は以下の通り

 (これもパスナビから引用させていただきました)


共通テスト 5~6教科7~8科目(375点満点)

【国語】国語(75)

【数学】数IA必須、数IIB・簿記*・情報*から1、計2科目(75)

【理科】物基・化基・生基・地学基から2、または物・化・生・地学から1(50)

 ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択

【外国語】英[リスニングを課す](75[15])

《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50)

《公民》「倫理・政経」(50)

●選択→地歴・公民から2科目


個別学力試験3教科(350点満点)

【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)

【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)

【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(備考参照)(150)


2次試験の配点比率:48%





2次試験で、英語、国語、数学があることから、それ以外の科目でいかに基礎をつくり、共通試験で得点を伸ばすのか、という観点で目標得点の作り込みをしました。


2次試験で使う科目は85%を目標、理科と社会は75%という目標とすると、

国語:67/75

数学:67/75

英語:67/75

理科:37/50

社会:75/100(2科目合計)

合計:313/375(83%)


このような形で、各科目の具体的な目標得点をつくっていきます。


※もちろん得意科目不得意科目あると思うので、過去問や演習問題をしながら「どの科目で何点以上取る」という具体的な目標をそれぞれ作っていきます。


東大、京大、東工大などの超難関校を除いた国公立大学では、一般的に共通テストの得点が反映される割合が大きいので、受験の成否に大きくかかわってきます。

なので、初めのステップであるこの目標設定は、慎重且つ現実的なものをつくり込むようにしましょう。





大枠の学習方針


基本的に、学校で履修している科目を受験する人が大多数だと思います。なので学校の教科書や問題集の復習をすることで基礎固めをすることが基本。

ただし教科書や問題集ではわかりにくい、不安という場合は基礎的な参考書を購入して進めることでもOKです。その後、共通テスト対策の参考書を挟み、過去問や演習問題を重ね、受験を迎えることがセオリーです。


この流れの中でのポイントは、共通テスト対策の参考書を挟むこと。


共通テストは、今まで経験してきた試験と出題の仕方や傾向が全く異なるテストとなるります。そこで「どのように問題にアプローチすれば良いのか」をしっかりと学ぶことができる専門の参考書を入れることで、効率的に得点が取れる方法を身につけることができます。


STEP1基礎固め(9~10月まで)

STEP2対策(10~11月まで)

STEP3過去問・模試演習(11月~) 


この流れをすべての科目で作れれば、高得点を十分に狙える実力がつきます。





共通テスト対策


英語(リーディング)


まずは英語のリーディングから。共通テストの英語リーディングは、文章読解がメインの非常にボリュームの大きな試験。

高得点を狙うには、速読と、いわゆるパラグラフ・リーディングと呼ばれる文脈を捉える読解スキルを学ぶことがポイントになります。

ただ、そのためにはまず、基礎的な語い力、文法知識を身につけなければなりません。


恐らくほとんどの学校で単語帳と文法教材が配布されていると思うので、まずはその教材を総復習しましょう。その後に、構文、文章読解とより実践的な学習に入りましょう。使っている教材があり、問題なければそれを使いましょう。効率的に勉強できるおススメの参考書を以下に記載しましたので、追加購入が必要あれば参考にしてください。


※すべてを完璧にこなす必要はありません。最低限、単語と文法の基礎が出来ていれば共通テスト対策にうつることはできます。模試や過去問での得点率や苦手把握、その他の科目とのバランスも見て、何をやるのかを決めましょう。


【基礎固めおススメ参考書】

≪単語≫

『システム英単語』

『ターゲット1900』

≪熟語≫

『ターゲット1000』

『速読英熟語』 

≪文法≫

『英文法ポラリス1』

≪構文≫

『肘井学の読解のための英文法』

『英文読解入門 基本はここだ』

≪読解≫

『英語長文レベル別問題集 3標準編or4中級編』

『レベル別英語長文問題集ソリューション1』

≪速読≫

速読英熟語or読解参考書の長文音読orシャドーイング

≪パラグラフ・リーディング≫

『文のつながりをとらえる英文読解法 初級編』



参考書による基礎固めのつぎに、共通テストの対策へ移ります。上にも書いたように、できれば対策用の参考書を1冊やることをお勧めします。


※これも、模試や過去問の結果をみて、いれる入れないの判断をしましょう。適応力がある人は無理に入れる必要はありません。


【共テ対策 おススメ参考書】

『きめる共通テスト英語リーディング』

『大学入学共通テスト 英語[リーディング]の点数が面白いほどとれる本』



最後に、過去問や予想問題などの実戦演習を通して、得点できる対応力、実力を身につけます。ポイントが2つあります。1つ目は苦手な分野を明確にしてフォローすること、2つ目は捨て問題(分野)を決めることです。


テストをして、解答解説をみて終わりではあまり意味がありません。しっかりと分析をして、弱点をフォローしてから次のテストをするという流れをつくりましょう。フォローは今までやってきた参考書の復習が中心になりますが、別途共通テストの分野別問題集などを使ってもOK。


また、捨てる問題や分野を見極めることも大切です。目標が6割であれば4割は落とすことができるという視点ももてますよね。すべてを完璧にすることは不可能です。確実に取る問題や分野を決める一方で、克服できそうもない苦手な分野はある意味捨てるなど、目標得点が取れる準備をすることに注力しましょう。


【おススメ 直前実践模試教材】

『共通テスト実践模試 英語リーディング』(Z会)

『共通テスト総合問題集 英語(リーディング)』(河合塾)


年末~年始の段階で、目標得点を取れている状態を目指しましょう。




英語(リスニング)


共通テストのリスニングは1回の音声から判断しなければいけない問題も多くある、比較的難易度の高いスタイル。問題対応力の前に根本的なリスニング力を高めて行きましょう。


まず前提として、ある程度の読解力があること(前から英文を和訳できる)と、発音がわかること(普段から英文音読のクセ付け)が必要。なのでリーディング学習の際には、リスニングも意識して進めましょう。


その上で、リスニング法と共通テスト対策の参考書を進めて行きます。


【基礎固めおススメ参考書】

『関正夫の英語リスニングプラチナルール』


【共テ対策 おススメ参考書】

『きめる共通テスト英語リスニング』

『大学入学共通テスト 英語[リスニング]の点数が面白いほどとれる本』



これらをしっかりとこなしたうえで、実践演習を繰り返します。


【おススメ 直前実践模試教材】

『共通テスト実践模試 英語リスニング』(Z会)

『共通テスト総合問題集 英語(リスニング)』(河合塾)


※例えば留学経験あり、帰国子女など、リスニングが全く問題ない生徒は、過去問や出題形式を確認する程度にとどめ、他の科目に注力するなど工夫しましょう





共通テスト対策の目標設定から、大きな学習のステップ、英語の勉強法と、かなりの長文になったので、文系のその他の教科(国語、社会)に具体的な勉強方法は次のブログでお知らせします。


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共通テスト対策に特化したプラン


ロジスクでは、共通テスト対策に特化した学習プランを提供しています。


共通テストは科目数も多くなり、バランスよく全体の進捗を進めることは難しくなると思います。


「主要科目以外の科目の進捗が不安」

「自分で管理しきれない」

「苦手な科目のアドバイスが欲しい」


と言う国公立を目指す受験生にピッタリなプランです。このコースで夏期講習も適用できリーズナブルに始めることもできるので、この機会にぜひご活用ください♪


 

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